多嚢胞性卵巣 子宮内膜症 卵子の質
体の改善とともに卵子の質も改善され妊娠に至った例
32歳 鍼灸開始から9ヶ月で妊娠
(初診時の状況)
避妊していなかった期間 3年
タイミング療法 2年以上
人工授精 2回
体外受精 2回
不妊要因 男性因子、多嚢胞性卵巣の疑い、子宮内膜症の疑い
採卵しても、受精しない・未成熟・分割が止まる
8個採卵→受精1個のみ→分割停止、など
2回目の体外受精の後、治療をお休みしている期間に来院
上半身・下半身ともに冷えている
表面はそれほど冷たくないが、内臓が冷えている
暑がりで薄着
基礎体温が全体的に低い
鍼灸開始約1ヶ月
鍼灸を受けた後数日は基礎体温が高くなる
↓
鍼灸開始約2ヶ月
下肢の冷えが改善される
鍼灸開始約3ヶ月
採卵
8個のうち4個が受精
分割停止
鍼灸治療時に体が温まるのが速くなるがまだ全体的には改善できる状態
↓
鍼灸開始約3ヶ月
食事指導開始
体の芯の冷えが改善される
↓
鍼灸開始約4ヶ月~7ヶ月
卵巣を休めるようクリニックから指示
その間、鍼灸と並行して食事指導を行い、減量に成功
体の巡りも良くなる
↓
鍼灸開始約8ヶ月
タイミング療法
体の自ら温まろうとする力がついてくる
↓
鍼灸開始約9ヶ月
採卵
3個のうち1個受精 → 卵のグレードが良く、分割が進み胚盤胞になる
移植
新鮮胚 胚盤胞 AA
↓
妊娠判定 陽性
年齢的にはまだまだ可能性があるはずなのに、卵の質が思わしくなく、行き詰っておられました。
卵の質を良くすることが一番の課題でした。仕事が忙しくなる時期だったこともあり、
4ヶ月間卵巣を休めることになり、その間は鍼灸と食事指導による体質改善を図りました。
体質改善後の採卵ではAAの卵が取れ、無事に妊娠されました。素直に意見を聞き入れて下さりご自身も大変努力されました。
症例 ::症例 体外受精反復不成功、卵子の質、AMH低値 | 06:49 PM | comments (x) | trackback (x)